皆さんこんにちは。今月のコラム担当の櫻井です。
師走に近づくにつれ気温が低くなり、感染症にかかりやすい時期になっていますが、
皆さん体調いかがでしょうか?
受験生のいる我が家では、感染症にビクビクしながらも寒い日の朝に家族と食卓を囲
み、温かいコーヒーを飲むとホッとして小さな幸せを感じる今日この頃です。
みなさんは、日々の幸せを感じるのはどんな時ですか?
従業員の70%以上障害者を雇用している日本理化学工業の元会長である大山氏が禅
僧より教わった言葉を紹介させてもらいます。
「人間の究極の幸せは
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされることの4つと言われました。
働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。」
障害のあるなしにかかわらず、人の役に立ち「ありがとう」と言われる社会づくり、
皆働社会に取り組まれている企業で、障害特性に応じた働き方の工夫をされているそ
うです。
作業療法士も「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念と学術的根拠に
基づいて行われています。
私達作業療法士が関わる方々に、作業を通して少しでも「幸せ」と感じてもらえます
ように。
障害者支援施設 有誠園 櫻井宏美