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会長挨拶

ご挨拶

日頃より一般社団法人 徳島県作業療法士会の事業運営にご支援を賜わりまして、心より感謝申し上げます。
この度、令和2年度 定時社員総会にてご信任いただき、理事の皆様のご推薦により会長に就任いたすこととなりました、上田でございます。
私自身、会長就任に際しまして、大変光栄に存じますと共に、その責任の重さを痛感している所でございます。
就任に当たりまして、まず、これまで20年もの長い間、当士会の発展に会長として、ご尽力されました岩佐前会長に御礼を申し上げたいと思います。

さて、当士会は平成3年に発足し、平成24年より一般社団法人として会員の学術技能と資質の向上に努め、作業療法の普及発展を図り、地域に貢献する団体として活動しております。会員数は約600名(令和2年4月現在)でリハビリテーションの専門職として、徳島県民の皆様の健康と幸福に寄与することに取り組んでおります。

作業療法の「作業」は生活の中で行っているすべての活動です。時代の変化や多様なニーズに伴い対象者が「やりたい!できるようになりたい!」と作業療法士に求める「作業」も様々に変化しています。また2025年まで加速する超高齢社会に向け、作業療法の必要性は益々高まり、作業療法士が果たす役割は拡大していきます。

「地域包括ケアシステム」は高齢者を含めた全ての地域住民を対象とする施策として位置づけられ、医療制度・介護保険制度・障害者制度等の制度は色々あっても住民にとって「地域」は一つであり、制度化されていた各々のサービスを一体化し、徳島県が抱えている地域課題に対して作業療法士として必要な体制を整備していきます。

「利用者主体」、「健康と幸福」、「生活支援」は職種に関係なく協調している概念であり、他団体や市町村との協調も必要不可欠であり、当士会として組織強化や会員一人ひとりが自主性や責任を持って活動できるような事業を取り組んでいきたいと考えています。

一般社団法人 徳島県作業療法士会
 会長 上 田 裕 久

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